巻き爪とは
巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に湾曲した状態のことです。 負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になる場合が多いですが、そのほかの指の爪もなることがあります。
巻き爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込んでいき、次第に激しい痛みを引き起こすようになります。
この状態を「陥入爪」と言います。
さらには曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になる場合さえあります。
また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。
巻き爪は見た目が悪くなってしまうだけのことだなどと侮らず、きちんと治療することが大切です。
巻き爪の原因
- 深爪(間違った爪の切り方)
- 足に合わない靴
- 正しくない歩き方
- スポーツ
- 爪のケガ
- 偏平足・外反母趾
- 爪水虫(爪白癬)
- 足の指に力がかからない状態が続いている
巻き爪の治療について
当院では巻き爪の治療として、巻き爪マイスターの施術を行っております。
巻き爪マイスターとは、コイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤー製の矯正具のことです。
巻き爪マイスターを爪の両端に装着し、ばねの力で巻き爪を徐々に元の状態に戻していきます。
通常1~3ヶ月ほどで巻き爪が改善します。
治療期間中に巻き爪マイスターの付け替えは原則として必要ありません。
「爪がもろい方」「爪の厚さが薄い方」「爪の周囲に炎症症状のある方」などは装着できない場合がございます。
巻き爪マイスター治療の流れ
①爪の両サイドに付着した角質を除去します。
②爪の大きさを測り、適正なサイズの巻き爪マイスターを選びます。
③片方のフックを爪先端部の縁に引っかけてコイルを伸ばし、もう片方のフックを反対側の爪の縁に装着します。
④装着したフックを根元側にスライドさせ固定します。
巻き爪マイスター治療の料金
詳細はお問い合わせください。
※巻き爪マイスターは特定保険医療材料ではないため医療保険が適用されません。
※全額負担の自費診療となります。
- 診療科目
- 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科
- 院長
- 村瀬 鎭人
- 住所
- 東京都北区十条仲原1-28-13
ラファエーラ十条 2階
※エレベーター完備、駐輪場あり - TEL
- 03-3905-2216
- 最寄り駅
- JR埼京線「十条駅」より徒歩約5分
JR京浜東北線「東十条駅」より徒歩約6分